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名作文学いらっしゃいまし
日本の名作文学を楽しむブログです。                                                                                                                                    お江戸本と美術本のレビューも増殖中。
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素晴らしいニュースが飛び込んできました。

 カズオ・イシグロ氏 2017年 ノーベル文学賞 受賞


おめでとうございます~!
まだお若い(現在62歳)ので、受賞はあと10年くらいは先かなあ?と思っていましたが。
嬉しくて、久しぶりにこのブログ、更新しちゃいました。


カズオ・イシグロ氏の作品について、以前、ふれた書評記事は↓コチラです。

⇒ 『執事とメイドの裏表』(新井潤美/白水社) 書評 (2012.02.03)


代表作『わたしを離さないで』が大好きなので、原書で読んでみたいなあ、とここ数年ずっと思っていたのです。
受賞を機にトライしてみようかな?
いやいや、きっと、しばらくは激しく品薄でしょうね・・・・・・。



Never Let Me Go (English Edition)




わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)







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近しい相手ほど許せないのはなぜか  角川SSC新書近しい相手ほど許せないのはなぜか 角川SSC新書
(2012/11/10)
榎本 博明

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この手の生き方指南書みたいな本は必要なところだけ拾い読みして済ますことが多いです。
ブックレビューを書くほど、きちんと読むことは、ほとんどないのですが、今回は挑戦してみました。

「許せない」「ありえない」ということばを、よく聞くようになったのはいつごろからでしょう?
よく考えると非常に排他的な強くて恐いことばなのですが、決まり文句のように気軽に使われるようになりました。
なぜ、「許せない」が現代の日本に、こんなに蔓延しているのでしょうか?

TRCブックポータルに投稿したブックレビューです。


自らの感情を制し、コントロールすることは難しい。
それがネガティブな感情ならば、なおさらだ。
他愛もないことに、なぜこんなに怒っているのか、自分でわかっていないこともままある。
あとで自己嫌悪に陥り、反省三昧の時間を過ごすのはツラい。

心理学者である著者は、いま世間に渦巻く「許せない」の声、あふれる怒りの感情の背景を丁寧にひもときつつ、「許し」の大切さを説き問題解決への道筋を示してくれる。

近しい関係にあるほど許せなくなるのは、互いに遠慮がなくなり、甘えが生じるためだ、との説明に思わずうなずいた。
「自分のことを理解してくれていれば、当然こうするはずなのに」
「自分はいつもこうしてあげているのに、なぜ…?」
こうして文章にしてみると、しみじみとわかる。その言い分は、自分勝手な都合のよい思い込みでしかないことが。問題は相手ではなく自分の心の中にあるのだ。
しかし「許せない」と憤っている、ただなかにいるときには、この明らかな事実を見失ってしまう。

どうしたらよいのだろうか?

著者は、自分の立場のみに凝り固まった考え方の偏りが「許せない」思いにつながるとし、「視点を変える」ことを提案する。「『べき思考』を自覚して改める」「怒りの感情を記述し整理する」「想像上の手紙を書くことで相手の立場を思いやる」等の方法は具体的でわかりやすい。自分に合った方法を選んで試してみることができるだろう。

だが、いざ、実行しようとすると、これはなかなかに苦しい。
自分の小ささ、弱さ、ずるさ、愚かさを、まず、受け入れることから始まるからだ。
「許せない」と人の非をあげつらい、相対的に優位に立つことで溜飲を下げる方がずっと楽なのである。
その先には平和な安らぎの世界が、人間的成長が待っていると知っていても、実行は簡単ではない。

日本人はもともと「許す文化」を持っている、と著者は繰り返し強調する。
「許す心」を新たにいちから構築するのではなく「回復」させればよいのだと。
かなたに希望の灯りが見えたようで、心強く思う。少しずつ歩みを進めるしかない。

折々、遠藤周作や三浦綾子など、多数の文学作品から的確な引用がされて理解を支えてくれる。
石川啄木の『一握の砂』から引用された次の句が心に残った。
「顔あかめ怒りしことが あくる日は さほどにもなきをさびしがるかな」(192頁)

(2013.02.12 991字)

 
はじめ、「ですます調」で書き始めたのですが難航し、いっこうに進まず…。
それで、久々に「だ、である調」で書いてみました。
こちらの方がフィットします!本の内容によって向き、不向きがあるのかな?
どちらかに決めなくちゃいけないわけでもないので、これからもフィットする方で書こうと思います。

この本、薄くて安価なわりに中身が詰まってます!良心的です。
重要なキーワードが盛りだくさんで、すべてを取り上げるわけにもいかず、レビューをまとめるのはちょっと大変でした。

レビュー本文にも書いたように、この本のレビューを書くことは、自身の醜い感情のありようを手もとに手繰り寄せ、目の当たりにすることになるので、かなりキツい作業ではありました。
レビューを書く、という目的がなければ、ここまでしなかったはずです。

書き上げた今は、ココロの中のもやもやがすっきり整理されたようで晴れ晴れとした気分です。
自分なりの「許し」システムを体得できた気がします。
実行するのは、少しずつ練習しながら、ということにはなりそうですが。

ブックレビューって、こういう効果もあるんですね!
自己実現というか、心の修養というか…。
ブックレビューの持つチカラを実感した、貴重な経験になりました。



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先月、浅草に行ったとき、つくばエクスプレスに初めて乗りました。

開通したのは2005年8月というから、もう7年も前のこと。
今まで機会がなかったんですよねえ。
秋葉原から千住あたりまで地下鉄みたいです。

まだ、電車や駅がキレイで気持ちがいい~。
旅行で知らない街に来て、電車に乗っているような気分です。

ホームや駅構内が面白い!

新御徒町駅は、武家の家紋だらけでした。
よっぽど、降りてじっくり見ようかと思いましたが……。
目的地は浅草なので、ガマン。

浅草駅はこんな風です。
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改札の外も……。
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浅草駅が浅草六区の方にあるのもイイね!かっぱ橋に行くにも便利。
他の路線との乗り換えは、とっても不便でしょうが。

地上に出ると……。火の用心♪
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シャッター、いいですね~!
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いよっ!三人吉三!
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久々に訪れた浅草、楽しかったです!
つくばエクスプレスも想定外の面白さだったし。
次回は切絵図持参で新御徒町駅で降りたい……。




 
(主婦の友社・2011.12)

……こういう本も読んでいます。
着ブトリするよりは、やっぱり着ヤセしたいです。

普段なれば、こういう本はゆるゆるぱらぱら眺めるだけですが、この本は使えるワザの多さにちょっと感激したので、書評にトライしました。

たまに、こうした普段と違うジャンルの書評に取り組むと勝手が違って途惑いますが、それもまた楽しい。

このブログにはちょっと合わないかな?と考えて別ブログにアップしました。
石田純子 監修 『大人の着やせバイブル』の書評はコチラ。

よろしければご覧くださいませ。




 
(成美堂出版・2011.09)

コーヒー好きの夫のために図書館で借りてきた、この本。
いつのまにか、わたしが読みふけってました。
こういう実用書の書評を書くのは初めて。ちょっと緊張しますね。

以下、ビーケーワンに投稿した書評です。


 コーヒーの香りは好きだけれど、味は苦手。
そんなコーヒー音痴のわたしだが、ラテ・アートの繊細なリーフ模様には心魅かれるし、最近、耳にするようになった「スペシャルティコーヒー」というのも何だか気になる。

 ぱらぱらと眺めてみて、キレイな写真がたっぷりで見やすいこと、アレンジコーヒーやスイーツの豊富なレシピとおしゃれなスタイリングに魅かれて読み始めた。

 豆の選び方、焙煎、家庭での淹れ方、保存など、コーヒーの基本から応用まで、すべてカラー写真で丁寧に紹介されている。
同じ豆でもちょっとした淹れ方の違いで「フレーバーを際立てる」「酸味の質を楽しむ」など違った味わいに仕上げられるとは面白い!
コーヒーを淹れたことがないわたしも挑戦してみたくなる。
「鮮度の落ちた豆で上手に淹れる」方法も載っており、実に親切。
長年、謎だった、カリタとメリタの違いもしっかり理解できた。

 冒頭に挙げた、香りは好きだけど味は苦手、というのはコーヒー音痴がおちいりがちな?的外れな認識らしい。
そのとき口にした一杯がたまたま好みではなかったということなのだ。
その気になれば、香り、酸味、苦み、コク、必ず好みの一杯が見つかりそうである。

「スペシャルティコーヒー」についても詳しい。
「栽培履歴を明確にし、産地ならではの風味や特徴を備えた高品質のコーヒー」で全流通量の5%にも満たないそうだ。国や地域だけではなく、農園指定までされていることも多く、個性的な味わいだという。

 そして、巻末の「コーヒー用語辞典」、これが面白い!
聞いたことのない専門用語がずらりと並んでいるが、シャープで響きがよいことばがたくさんあるのだ。

「アーシー」大地の土っぽさなどを感じさせる風味。
「ヴェルジ」未成熟豆。これを混入したまま淹れると青臭くて飲めなくなる。
「カッパー」カッピング(品質鑑定の味覚審査)を行うプロの鑑定人。
「リストレット」湯を早めにきった、エスプレッソの一番おいしいところ。

「この書評は、てんでヴェルジ。だけど、アーシーな面もあるね」「いや、カッパーはそうは見ないよ。文章もリストレット徹底しなきゃ」
専門用語を超えて今後、流行するかも?しれない。

 まさに「大事典」を名乗るにふさわしい、分厚い内容だ。
観て読んで楽しい「カップ・オブ・エクセレンス(スペシャルティコーヒーの国際品評会で選ばれたコーヒーに与えられる称号)」な一冊。

(ビーケーワン投稿 2011.10.31 1019字)


先日、スペシャルティコーヒーのお店に行ってみました。

ブラジル サンタイネス農園のコーヒー
・プラムのような爽やかな酸味
・ローストしたナッツのような香りと甘い余韻

美味しいのでブラックでいけた!
おお、わたしにもちょっとわかりました!プラムとナッツ感。
わかると、面白いな~。

紅茶&緑茶党を返上するつもりはありませんが、コーヒーも楽しめるオトナになりたいものです。




 

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導在 あわい

Author:導在 あわい
ドーザイ アワイ と申します。
ワケあって時間がたっぷり。いつかは読みたいと願っていた名作の数々…いますぐ、読むことにしました!
名作以外もどしどし読む予定。
楽しい読書録を目指します。

日本の名作 (20)
古典 (3)
明治の名作 (5)
大正の名作 (3)
昭和の名作 (8)
平成の名作 (1)
一般書 (40)
美術 (10)
歴史 (19)
文章修業 (2)
名作のほとり (3)
そのほか (6)
文学の旅 (2)
博物館&美術館 (7)
栞を挟んだら*読書小話 (20)
日本の名作 リスト (0)
はじめまして (3)
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TRCブックポータルに書評を投稿しています(2013.01~)。
ハンドルネームは*導在あわい*です。
「TRCブックポータル」は2016.03をもって運営終了されました。

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また、2012.12までの書評は書籍と電子書籍のハイブリッド書店【honto】(旧;オンライン書店ビーケーワン)でも閲覧可能です。
当時のハンドルネームは*辰巳屋カルダモン*です。
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書評の鉄人*に選ばれました。
bk1-00232(2011.08.19付)
* 第297回 書評の鉄人列伝 で紹介されました(2011.09.30付)。

自分なりのルールを考えました。
こちらをご覧ください!


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